仕事をしていると、様々な問題が出てきますが、自分の中で解決したり、他人に相談したりして解消していきます。子どものようにくだらない悩みは、お酒でも飲みながら鬱憤を晴らせば良いですが、重大なプロジェクトや現在の仕事の進退を酔いながら決定する訳にはいきません。

もちろん、相談するか否かは本人の自由です。しかし、他人から言われた決断をそのまま真に受けるのは好ましくありません。あくまでも、他人から考えを聞くという程度に止めて、最終的には自分自身で決定する必要があるでしょう。

他人からの助言が的確で的を射ているとしても、その助言の受けて行動を起こしたことによる責任は全て自分に降りかかってきます。当然、アドバイス通りに行動した結果、失敗したとしても相手を責めることはできないのです。

そのことを踏まえた上で、誰かに仕事の悩みを相談する場合は、一人の相手だけでなく、色々な人からアドバイスを受ける方が良いでしょう。人によって捉え方や考えが異なるので、多くの意見を聞いた方が有益なのです。自分にはなかった発想や、斬新な考えを知ることができますし、問題解決に向けて前進するヒントが得られるかもしれません。信頼できる友人・恋人・家族・同僚はもちろん、時には転職サイトを利用して相談をするのも一つの手段です。

しかし、その際注意しなければいけないのは、会社の情報を漏らしてはいけないという守秘義務に違反していないかどうかです。例え会社とは無関係の人に相談したとしても、その人が情報を漏らしてしまうと大問題になります。なので、言って良いことと悪いことを分別する必要があるのです。